ページ

たなかかつひこ-田中勝彦


たなかかつひこ-田中勝彦




http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00282085.html

「危険ドラッグ」犯罪の背景と人体への危険性を検証しました。

12/05 00:53
東京・世田谷区で3日、危険ドラッグを使用した男が、隣の家に住む女性をナイフで切りつけた事件で、逮捕された男は、「何も覚えていない」、「そんなことはやってない」と供述しています。
狂暴化が進んでいる「危険ドラッグ」犯罪、その背景と人体への危険性を緊急検証しました。

危険ドラッグの影響からか、異様な笑みを浮かべ、両手でピースサインをして見せた田中勝彦容疑者(31)。
逮捕から一夜が明けた4日朝の送検では、うっすらと笑みを浮かべていた。
その表情の変化と呼応するかのように、供述も、ころころと変わっている。
東京・世田谷区のマンションで、危険ドラッグを使用し、隣に住む女性を切りつけた田中容疑者。
身柄確保された時には、容疑を認めていた。
しかし、逮捕直後の取り調べには、「しぇしぇしぇのしぇー」などと、意味不明の発言を繰り返していた。
薬物中毒の治療のため、一度病院に移送されたが、その後の取り調べでは、供述が一転し、「俺はそんなことはやっていない」、「何も覚えていない」と供述している。
一方、警視庁によると、田中容疑者は、女性宅のインターホンを押し、ドアが開くと、無言で部屋に侵入。
台所にあったナイフで、女性の顔などを切りつけたという。
危険ドラッグを使用し、現在は、施設でリハビリを続けている男性に、田中容疑者の映像を見てもらった。
3年の薬物使用歴がある男性は、「罪の意識がないっていうか、もう、理解力がない状態に陥ってるんじゃないですかね」、「まだ規制されてない、新しいものを吸いたいがために手を出してしまえば、どんどんこういう人が増えていくと思うし」などと語った。
あとを絶たない、危険ドラッグによる犯罪。
最近、ある傾向が見られるという。
警視庁担当の松川沙紀記者は、「危険ドラッグが原因の犯罪が、凶暴化している傾向があります。田中容疑者の症状は、興奮をもたらす『アッパー系ドラッグ』の典型的な症状です。また、2014年10月、(神奈川・)横須賀市で、男が両親を殺害した事件でも、同じような危険ドラッグの使用が疑われています。背景には、規制を逃れるため、さまざまな成分をミックスしたことで、危険な症状が出始めているのではないかとの指摘もあります」と語った。
危険ドラッグの成分とは、一体どのようなものなのか。
都内にある研究機関で話を聞いた。
国立精神・神経医療研究センター依存性薬物研究所の船田正彦室長は、「危険ドラッグとして流通している主な薬物といたしましては、2つ確認されています」と語った。
1つは、「合成カンナビノイド(ダウン系)」といわれる、動きが抑制され、大麻と似た症状が出るもの。
もう1つは、「カチノン系(アッパー系)」といわれる、興奮作用など、覚せい剤と似た症状が出るもの。
船田室長は、「例えば、アメリカにおいてはですね、(カチノン系の危険ドラッグ使用者が)傷害事件に関係していたり、暴力事件の原因になったのではないかというようなことも推測されている」と語った。
使用した本人もむしばんでいく、危険ドラッグ。
2014年に入って、危険ドラッグを使用したことで死亡したとみられる人は、全国で111人にのぼった。
船田室長は、「乱用することによって、薬物依存に陥る危険性、これがあるわけですが、大麻と比較して、10倍から20倍程度。また、脳神経細胞に対する毒性も極めて強力でありまして、大麻と比較にならないくらい強力であるということがわかっています」と語った。
マウスの脳細胞を培養したものに、危険ドラッグの成分を加えると、わずか2時間で、多くの細胞が死んだ状態となった。
船田室長は「薬物の危険性を調べることができる、そういった、いわゆる簡易キット。簡易の検出システムの導入というものも、1つ考えていく必要があるのではないかと」と語った。



少し勘違いしているかも知れない。この男はドラッグで頭が可笑しくなった?。31歳でこの風体をみれば社会人として既に外れていたかも知れないし、そもそもドラッグに手を出すこと自体が反社会的な存在だろう。
ドラッグ万円の一因は社会全体の歪み、不健全性にあるだろう。

1 週間

1 月間

1 年間